賢いリフォームの進め方と注意点

リフォームで失敗しない為の賢いリフォームの進め方をまとめてみました。正しい手順を理解して冷静に進めていくことがリフォームを成功させるコツです。

リフォームをしたいと思うきっかけ

リフォームをするきっかけは様々なものがあります。例えば、「雨漏りした」「キッチンが古くなった」「子供が独立したので間取りを変えたい」「シロアリが気になる」などがあげられます。大きくわけると以下のような場合にリフォームを検討することになります。

  • (1)故障や劣化への対応
  • (2)生活変化への対応
  • (3)住宅のメンテナンス
  • (4)生活の質の向上

リフォームの一般的な平均価格帯

浴室・風呂   ⇒  50〜150万円
キッチン   ⇒  100〜300万円
トイレ   ⇒  20〜50万円
サッシ   ⇒  20〜50万円
居室の内装   ⇒  50〜150万円

資金計画を立てる

リフォームの内容次第では、500万円を超えるような大きなものもあります。預貯金や借入金(リフォーム・ローン)、身内の援助などから、しっかり予算を考えておきましょう。リフォームも住宅購入と同じで資金計画は大事なものです。

住宅ローンの見直しでリフォーム予算を捻出できる!

上記の価格帯を見て、リフォームには意外と費用が掛かる事がわかると思います。
住宅ローンも残っているし、とてもリフォーム資金を捻出する余裕がないとあきらめるしかないのでしょうか?
そこで考えるのがその「住宅ローンの見直し」です。モーゲージプランナーに相談し、現状の住宅ローンを見直すことで、数百万円のリフォーム費用を捻出できる可能性があります。まずはグリーンヒルにご相談ください!

リフォームプランを検討する

具体的にリフォームの内容を決めていく前に、まずは家族で今の住宅に対する不満を出し合い、リストアップしていきましょう。もちろん、こうしたい!という住まいへの希望も。その上で、要望をまとめると良いでしょう。

第三者による建物検査をする

住宅を長持ちさせ安心して暮らす為には、建物の不具合や劣化をリフォーム時に一緒に補修・補強することが効率的で、長い目で見ても安上がりです。第3者の専門家に建物調査をしてもらい、補修・補強すべきものがないか確認しておきましょう。
その上で、上記3の要望とすり合わせて、見積りを出す為の要望をまとめてください。

見積もりを依頼する

上記4でまとめた要望でリフォーム業者に見積りを出します。この時、必ず、複数のリフォーム業者に相見積りを出すようにしましょう。

リフォーム業者を決定する

見積りが揃えば、見積り金額や提案内容を比較します。この時、金額だけではなく、仕様やサービスなども考慮し総合的に判断するのが大事なポイントです。

リフォーム業者と契約する

リフォーム業者が決まれば契約です。リフォーム金額の大小に関わらず、必ず、契約書を交わしましょう。そして、仕様書・図面・約款の確認も忘れずに行います。

リフォーム工事開始

リフォーム工事を開始する前に、必ず、工程表を確認してください。そして、工事前には近隣に挨拶周りを行うのも大事なことです。さらに、工事中の第3者による建物調査(リフォーム工事のチェック)も検討すると良いでしょう。特に解体時に第3者の専門家に建物調査してもらうことで、優先的に補修すべきことがわかり、後々安心できるでしょう。第3者の建物調査はこちらです。

完成・引き渡し

完成後は施主による完成検査(竣工検査)が必須です。契約通りに施工されているか、不具合がないか等を確認する大事な機会です。ここでも、第3者の建物調査を利用するのもお奨めです。
完成検査(竣工検査)で問題なければ残代金を支払い引渡しを受けましょう。